むぎわら猫とベンガル猫と、アニマルライツ☆

ニャンコ3匹の日常と、ときどき動物たちのこと

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猫の過剰グルーミング

本日は、 ちょうど1年前に始まった

カノンの過剰グルーミングについて書きたいと思います。

 

↑↑この記事を書いて以降、経過をご報告せず申し訳ございません💦

(覚えている方はいないとは思いますが(^^;))

 

 

いろいろと試行錯誤していたんですが、ご心配をおかけしたくなかったので

症状が落ち着いてから、

「コレは試したけど効果なかった!」とか

「コレは効いた!」とか

まとめてご報告しようと思っていたのです。

 

 

カノンもだいぶ良くなって、もう「治った」と言っていい状態だと思うので

経過や試したことをお伝えしようと思います。

 

 

 

飼い主が転職した去年の3月ごろから、

カノンが体を舐める頻度が増えてきました。

 

最初は、「今までもこのくらい舐めてたかなぁ、気のせいかな?」

というレベルでした。

 

でも「もしかしてノミとかダニがついてるんじゃ?」と心配になって、

カノンのシャンプーをしたり、

猫用の毛布を洗濯する時に酵素漂白剤を入れたりしましたが効果はなし。

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▲4月。腕の付け根にハゲと赤いポツポツが…💦

 

4月には体に部分的にハゲができ、

ハゲの中に赤いポツポツもできてきました。

 

 

4月6日、慌てて病院に行きました。

 

ノミやダニ、細菌などは見つからず、可能性として考えられるのは

・ストレス

・アレルギー

アトピー

とのこと。

 

まずはアレルギーの薬(ポララミン)で様子をみましょう、となりました。

 

この薬は、人間の抗アレルギー剤のように眠くなる作用もあるので

ストレスや不安が原因でも、頭がボンヤリして心も落ち着きますからとの事。

 

でもこのお薬が効きすぎたのか、

投薬後のカノンはゴハンも食べずトイレも行かず爆睡。

強烈な眠気のせいか、普段と違う身を隠せるような場所でコンコンと眠り続け…。

 

薬の効果がなくなって目が覚めると、また体中を舐めてしまいます。

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▲舐めるだけでなく、カジカジとかじる事も多かったです

 

確かに寝ている間はグルーミングはしないけど、

このお薬、本当に大丈夫なのかな?と心配でした。

 

10日ほど投薬を続けるも症状は良くならず もう1度病院に行くと、

「もう少し同じ薬で様子をみて、良くならなければアレルギーを疑って

 療法食を試していきましょう。」

とまた同じ薬を出されました。

 

最初の2~3日は薬をあげましたが、薬は内臓にも負担をかけるし

この薬を与え続けることがカノンのためになるとはどうしても思えず、

飼い主の判断で投薬は中止しました。

(よい飼い主のみなさんは絶対にマネしないでくださいね💦)

 

だってこの薬で一時的に落ち着いたとしても、

一生このお薬を飲み続け依存し続けることになるし、

なにより根本的な原因から直してあげたかったので。

 

 

 

4月の終わりごろには部分的なハゲではなくなり、

毛が薄い部分がかなり大きくなりました。

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エリザベスカラーや洋服などはストレスになり、外した途端

リバウンドして前よりひどくなるケースが多いから付けない方がいいとのこと。

 

ペット用のかゆみ止めの塗り薬も、

気にしてその部分を余計に舐めてしまうから逆効果と言われました。

(↑これは 病院に行く前に市販のペット用のお薬をつけてみたんですが、そのとおりでした)

 

 

 

私なりにネットなどでいろいろ調べ、

まずはゴハンを変えることにしました。

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発症の半年くらい前から同じゴハンをあげていて いいウンチも出ていたので

食物アレルギーというのは考えにくいかなと思いましたが、

穀物などが原因でアレルギーになる猫さんが多いらしいので…。

 

 

グレインフリーの物を1ヶ月くらいずつ、タンパク源を変えて試しましたが

症状は悪化していきました。

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▲6月。皮膚が擦り切れても舐めてしまうので、赤くカサブタのような状態に(;_;)

 

 

皮膚が擦り切れても舐め続ける様子は、痛々しくて見ていられませんでした(>_<)

 

もともと猫が日なたでグルーミングするのを見るのが大好きだったんですが、

『ジョ~リジョ~リ』という体を舐めている音が聞こえてくるだけで

「カノンがまた舐めてる…。」と悲しい気持ちになるようになりました。

 

 

試したいことはたくさんあったんですが、

原因を特定するため、対策は1つずつ、最低でも1ヶ月くらい続けなければ

効果があるかないか断定できないので気ばかり焦っていました。

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▲9月。よく舐めるところは、右側の後足と左側の側面(っていうのかな?)。

 あとは胸とお腹でした

 

結局ゴハンはどれに変えても効果はなく、やはり心理的なもののような気がしました。

そこで心を落ち着かせる効果があるサプリメントなどを試し始めました。

 

試したのは、

セントジョージズワート

・フラワーエッセンス

ギャバ

・ジルケーン

です。

 

残念ながらこれらも効果はなく悪化していくばかり。

(上記はすべて1~2週間で効果がないと判断して使用を中止しました。もう少し長く続けていれば、

 もしかしたら効果が出たかもしれません)

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▲一番ひどかった10月

 

 

 

ここで初めて、カノンのブリーダーさんに相談しました。

 

それまではご心配をおかけしたくなかったので自分でなんとかしようとしてました。

でも、それはカノンのためにならないですよね…反省。。

 

ブリーダーさんからはとても丁寧なお返事をいただきました。

・原因が一つとは限らないので、良いと思うことは何でも試すこと

・傷口からの感染症に注意すること

・その子のために一生懸命になって、気にかけてあげる姿勢が大事

・フェリウェイが効く子もいる

・カノンにだけこっそりオヤツをあげるなど、特別扱いしてあげる

・いつの間にか治ってしまうこともある

など…。

 

本当にありがたい(´Д⊂ヽ

 

 

私としては、「原因が一つとは限らない」というのがメカラウロコでした!

 

それまでは原因を特定するため、対策を一つずつ試していたのです。

このメールをいただいてからは、原因を特定するより

とにかく少しでも良くなることを優先することに。

 

 

まず、カリカリを過剰グルーミングが始まる前のものに戻しました

 

もともとそのカリカリで下痢をしたり嘔吐が増えたりすることもなかったし、

グレインフリーやら低アレルギーのものに変えても便や毛艶に変化はなかったので

カリカリが原因だとは思えなかったからです。

 

あと、毎朝あげていたオヤツをやめました

ウチでは毎朝ちゅ~るなどにサプリなどを混ぜてあげていたんですが、

もしかしたらオヤツに含まれる添加物が原因かもと思い、やめることに。

 

でも毎朝オヤツをもらうことが習慣になっていたので、

ちゅ~るではなく添加物の少ないウェットフードに変えました。

 

 

さらに、それまであげていたサプリメントなどもすべてやめました

ずっと乳酸菌やクランベリーのサプリを毎朝のオヤツに混ぜて与えていたんですが、

それが原因の可能性もゼロではないと思い、やめてみました。

 

 

すると…

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▲11月8日。薄っすら毛が生えてきた…?

 

心なしか、カノンのグルーミングの頻度が減ってきたような!?

 

 

 

11月の終わりには、良くなっているのが目に見えて分かるように!!

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▲11月24日。お腹の模様がハッキリし始め、真っ白だった後足にも

 だいぶ毛が生えてきました!!

 

 

12月には、発症前とほぼ同じ姿に!!

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▲12月16日

 

 

今でも少しお腹の辺りの模様が薄めですが、

以前のように舐めすぎることはなくなりました(*´▽`*)

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▲2月17日

 

 

クランベリーなどのサプリやも、以前と同じようにあげ始めましたが、

再発することはありません(*^_^*)

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▲ナメナメしている姿を見ても、不安にならなくなりました♪

 

 

 

正直、

何が原因だったのかは今でも分かりません。

 

何が効いて治ったのかも分からないし、

もしかしたら何かストレスだったことに慣れて

自然に舐めなくなっただけかもしれないです。

 

 

飼い主が個人的に原因として思い当たるのは、

 

・飼い主が転職してピリピリしていた?

 猫にはいつもと同じような態度で接していたつもりですが、

 不安な気持ちが伝染してしまったのかも…?

 

・ニケちんが飼い主にベッタリ甘えるのにモヤモヤ

 カノンとニケはとっても仲良しですが、ずっと独り占めできていた飼い主を

 ニケに取られてしまったような気持ちになったのかも…。

 でも「ニケの方が小さいんだからガマンしなきゃ」と、

 モヤモヤした気持ちをため込んでいたのかなと思います。

 

 

猫と暮らしている方のSNSを拝見していると、

結構同じお悩みを抱えていらっしゃる方が多いように感じたので、

少しでも参考になれば幸いです。

(原因も解決策も分からないままだからあまり役には立たないと思いますが、

 こういうケースもあるんだな、くらいに思っていただければ💦)

 

 

今振り返ってみて思うのは、

その子のために一生懸命寄り添ってあげるのが大事!

でも「早く良くなって!」と飼い主が焦りすぎるのは厳禁!!

ということです。

 

実際、いろんなものを試すことで結構なお金もかかりましたし、

「こんなにしてあげてるのに どうして舐めるのやめてくれないの!?」

イライラしてしまった時期もありました。

 

カノンが舐め始めるたび、なんだか

「お前の育て方が悪いんだ!」

誰かに責められているような気分になってきてしまって…。。

本当にヒドイ飼い主だ…(-_-;)

 

 

うたちゃんをお迎えした時は、もしかしたらまたストレスで再発してしまうのではと

心配でしたが、今のところ大丈夫です。

 

 

 

 

…が、しかし!!

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今度はうたちゃんのお腹がハゲてきてる!!(´゚д゚`)

 

よく舐める子だなとは思っていたんですが、長毛さんはみんなこうなのかな?と

あまり心配していなかったんですが、

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気が付いたらお腹のピンク色がむき出しの状態に!!

 

環境の変化による一時的なものだといいんですが…💦

 

 

またたびさんにはご報告済みで、

「痛い」や「苦しい」という病気とは違うので、元気と食欲があるなら

通院のストレスを与えるより、いったん様子をみましょうとなっています。

 

 

一難去ってまた一難(;´∀`)

 

うたちゃんはひどくならないうちに良くなるといいな。


読者になって下さった皆様、本当にありがとうございます 。・゚・(ノε`)・゚・。

 

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