むぎわら猫とベンガル猫と、アニマルライツ☆

ニャンコ3匹の日常と、ときどき動物たちのこと

むぎわら猫とベンガル猫とアニマルライツ☆

「ごめんね」ではなく、「ありがとう」

カノンの最期を書いてから、

しばらくこのブログはお休みすることになってしまうかなと

思っていたんですが、

 

文章にすることで、私自身がカノンの死を現実として受け止めることができ、

気持ちの整理もついていくような気がするので、

今の気持ちをそのまま書かせていただこうと思います。

 

このブログは猫とのなんでもない日常だけを書いて、

読んでくれた方の気持ちが少しでもニコッとできるような

のほほ~んとした雰囲気が漂うブログにしたいと思って書いてきました。

アニマルライツの記事は別ですが)

 

 

なので、またそういう記事が書けるまでお休みした方がいいのか迷いましたが、

愛猫を亡くしてすぐの、今の私の気持ちを書くことで、

同じような経験をされた方々のほんの少しの癒しになるかもしれない。

 

自分のためにも、しばらくブログの更新を続けるつもりです。

(ある日パタッと更新やめちゃったらゴメンナサイ💦)

 

 

 

カノンが旅立った翌日の4/4、遺影の写真を選び、

コンビニでプリントして骨壺の周りに並べました。

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カノンの骨壺を包んである袋のようなものは、

葬儀社さんが「ピンク・水色・赤色」の3色から選ばせてくれて、

「男の子だから水色ですかね~」という葬儀社さんの意見を無視し、

私が選んだものです(笑)

 

桜が綺麗に咲いている場所でしたし、カノンのお骨もほんのりピンク色でした。

なにより、カノンはピンクや花柄がよく似合う男だったから(*´ω`*)

 

遺影は、最初は1枚に厳選しなきゃ!と思っていたんですが、

いい写真どんどん飾っちゃえと、6枚プリントアウトしてきました。 

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かわいく写っているかより、

「ああ~、カノンってよくこういう顔してたな~😊」

という写真を選びました。

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 写真立ては全部100均です(^^;)

でも私なりに、カノンの雰囲気に似合いそうな物を選びました。

 

 

買い物から帰ってきて、いつもは飼い主が帰宅すると

リビングでワーワー鳴く、カノンの声がしません。

 

 

寝室のドアを開けると、私の方になだれ込んでくるカノンとニケ。

(うたちゃんはきちんとお座りしてドアの前で待っています)

 

帰宅してもいつものカノンの声がしないことで、

あらためて、カノンはもういないんだと

しみじみと淋しさがこみ上げてきました。

 

 

 

写真を選ぶときも涙が止まらなくなり、

また「ごめんね、ごめんね」「あの時ああしていれば…」

押し寄せてきましたが、

 

皆さまからの暖かいコメントと、

ニケちんの天真爛漫さ、うたちゃんのお手手ペロペロ攻撃に

心が救われる思いでした。

 

 

そしてもうひとつ、私を助けてくれたのが

これらの本たち。

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どれもペットを亡くす話や、ペットロスがテーマの本です。

 

私は最後にペットが死んでしまう話は悲しすぎて苦手なのに、

「生きてる間に読みたかった。」というレビューにホイホイ釣られ、

カノンを迎えてからこういう本ばかり買っていました。

 

 

カノンが亡くなった後、真っ先に移動火葬車をと思ったのも、

「猫がいなけりゃ息もできない」

「猫のとらじの長い一日」

その描写があったからです。

 

 

そして、カノンを亡くしてからずっと意識の中にあったのは、

「ペットがあなたを選んだ理由」で書かれている、

「ごめんね」ではなく「ありがとう」で送り出すということ。

 

この本の中で印象に残っている話があります。

 

ペットのお葬式での「哀しい・苦しい」という飼い主さんの念が、

苦しい闘病を終え、肉体から解放されて天国に旅立とうとする

我が子の尻尾をつかみ、引きずり戻してしまうというもの。

 

「おいていかないで!戻ってきて!そばにいて!」

 

あまりに嘆き哀しみ、苦しみ続ける飼い主の姿に、旅立ったペットは

「死んじゃってごめんなさい。

 ぼくのせいで苦しませてごめんなさい。

 ぼくと出会わなければ良かったね。」

と思ってしまうんだそう。

 

もちろん最愛の我が子を失って哀しいのは当たり前だけれど、

それが怨念や妄執にまでなってしまっては、亡くなった子をも苦しめてしまうだけ。

 

カノンにそんな思いだけは絶対させたくないと、

カノンと暮らして楽しかったことや、思わず笑ってしまったイタズラなど、

幸せな思い出だけを考えるように意識しました。

 

もちろんそんなにうまくはいかなくて、

いつの間にか最期の病院でのことを思い出して嗚咽が止まらなくなったり、

「飼っていたのが私じゃなければ、カノンはもっと幸せだったのでは…」

と、どうしようもないことを考えてしまうこともあります。

 

 

これを書いている4/4の21時現在、

だいぶ落ち着いてきて、食事も少しずつ食べられるようなりました。

 

ただ、平静にしていても、

前ぶれもなく突然やってくるスコールのように

後悔と罪悪感がドシャ降りになってしまうことがあります。

 

そんなときも、「ごめんね」ではなく「ありがとう」を合言葉に、

カノンが安心して、天国でのんびり暮らせるよう

まずは私自身が幸せであろうと思います。

 

 

カノンの訃報に、涙を流して下さった皆さま、

冥福を祈ってくださった皆さま、

飼い主に慰めの言葉を下さった皆さま、

本当に本当に、ありがとうございます。

 

カノンの亡くなる数日前の写真を載せます。

どうか笑顔で見てあげてください(*^_^*)

 

 

3/28

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ニケちんとプロレスごっこ

 

 

3/29

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いつもフミフミしていた、お気に入りのブランケットの上で♪

 

 

3/31

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ペロンチョ激写♪

食いしん坊だったカノンちゃん。

最期まで食欲が落ちることなく、旅立った日の朝もゴハンをたくさん食べていました。

 

 

4/1

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仲良しのニケちんと♪

 

 

同じく4/1

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お気に入りのキャットウォークの上で、最後のカメラ目線☆

よくこの顔で、パソコンする飼い主を上から見守ってくれていました。

 

 

カノン。

私と暮らしてくれて、

一緒に遊んでくれて、

一緒に眠ってくれて、

私のことを愛してくれて、

どんな不格好でだらしのない私も そのまま受け入れてくれて、

本当に本当に、本当にありがとう!!

 

カノンのことをこの世で一番愛しているのはママなんだからね。

これは誰にも負けない自信があるよ(*^▽^*)

 

これまでもこれからも、カノンのことずっとずっと大好きだよ!

 

 

 

 

 

*私信*

kazuhiro0214さん

同じような経験をされていらっしゃったんですね。

同じ悲しみと後悔を抱えていると知り、

失礼かもしれませんが、少し心が慰められた気がします。

 

辛い記憶を思い出させてしまい、申し訳ございません。

私もこれを機に、通院のときは車の中で静かに待てるよう、

絶対免許を取って車を買おうと決めました。

亡くなられた子が、今安らかであることを祈ります。

 

 

nya222さん

猫の咳は危険なサインの場合もありますので、

循環器の専門医で、猫が得意な先生に診ていただくのがいいかもしれません。

通院や検査はストレスになりますが、

後で後悔してもどうにもならない場合もあります。

おどかすようですみません(>_<)

猫ちゃん、なんでもないといいですね(*^_^*)

 

 

皆さまからの暖かいメッセージに本当に心が救われました。

ありがとうございます。

 

お返事はできるか分かりませんが、またコメント欄を再開します。

あ、決して催促している訳ではないですよ(^^;)

 

読者になって下さった皆様、本当にありがとうございます 。・゚・(ノε`)・゚・。

 

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